2017年7月10日から51日間にわたって宮城県石巻市、牡鹿半島を舞台に開催された芸術祭Reborn Art Festival 2017。
舞台を東京・ワタリウム美術館に移して、今日10月20日から再展示されます。
出典:http://www.watarium.co.jp/exhibition/1710reborn_return/index.html
17アーティストの作品が再構成されて展示
石巻市街地、牡鹿半島全域で開催された芸術祭ということもあって、すべての作品を見るには丸二日では足りないくらいのボリューム。
その中から、17アーティストの作品をまとめて見られるこの機会は相当ラッキーかと思います。
本展では、ステージを東京に移し、石巻市・牡鹿半島での展示を再構成して展示します。2011年3月11日の東日本大震災から6年が経ちましたが、牡鹿半島を訪れるたび、陸と海の間に立ちはだかる巨大な壁、防潮堤はどんどんと高くなり、最近では新しい国境のようにそびえ立っています。
20世紀に少しずつ崩壊した世界各地の国境が、今度は再びつくられようとしていることと、何か関係があるのかもしれません。
「リボーンアート・フェスティバル2017」に参加してくれたアーティストたちの作品や表現が、不思議と思えるほどそのことに繋がっているのに驚かされました。
とはいえ、石巻、牡鹿半島で見るそれとは作品としてのメッセージ性・印象も全然違ってくるでしょう。今回の東京用にそれぞれ再構築されているとのこと。
私もこの夏、二度芸術祭に足を運びましたが、幾つかの作品は今も思い出すことがあるくらい印象的でした。
石巻市街地や、牡鹿半島の大自然の中で繰り広げられたさまざまなアートの試みは、奇跡の美しさを創り上げました。
そこ(またはここ、あそこ)で何が起きていたのか? この秋、みなさんといっしょに考えてみたいと思います。
現地を体験できなかった方へ、もちろん足を運んでくださった方のために、ネクストステージとして、本展をここに発表します。
個人的にこの芸術祭でめちゃくちゃ心に刺さった、キュンチョメ、SIDE CORE両アーティストの作品が展示されるのがとても嬉しい。
2019年に次回開催も決定した中、東京に舞台を移してどのような変化・進化があるのか。
私も近々、足を運ぼうと思っています。
【会期】
2017年10月20日[金]-12月10日[日])
【休館日】
月曜日(12/4は開館)
【開館時間】
11時より19時まで[毎週水曜日は21時まで延長]
【入場料】
大人 1,000円 / 学生[25歳以下] 800円
ペア割引:大人2人 1,600円 / 学生2人 1,200円 /
小・中学生 500円 / 70歳以上の方 700円
【主催】
ワタリウム美術館
Reborn-Art Festival実行委員会 / 一般社団法人APバンク
【会場】
ワタリウム美術館 2階、3階、4階
*リボーンアート・パスポートのご提示で300円引。
*各割引の併用
リボーンアート・フェスティバル東京展、reborn art festivalin Tokyo
いよいよ、明日からリボーンアート・フェスティバル東京展が始まります。
会場に展示するバリー・マッギーの小屋でお茶会を致します。土曜の午後、一服いかが? pic.twitter.com/BHvYjTrFO5— ワタリウム美術館, WATARI-UM, (@watarium) 2017年10月19日
んで、ワタリウムで設営。明日から、リボーン東京展はじまるよ pic.twitter.com/tc8qj9GBIQ
— 黒瀬陽平 (@kaichoo) 2017年10月19日
https://twitter.com/watarium/status/920926798271078400
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